イラストレーター五島夕夏初の絵本2/22(水)発売! 岩崎書店『よんでみよう』
YouTubeチャンネル「五島夕夏の絵本チャンネル」では、イラストレーターの五島夕夏さんがおすすめの絵本を紹介しています。
そんな五島さんですが、ついに自身作の絵本が2017年2月22日(水)に岩崎書店から発売になります!
タイトルは『よんでみよう』。
お母さんといっしょにどうぶつたちに呼びかけるという、赤ちゃんへの読み聞かせにぴったりの一冊です。
今回の動画では、絵本の制作に至った経緯や、作品のみどころ、発売にあたっての想いを語ってもらいました。
いつか絵本を描くのが夢だった
──なぜ絵本を描かれることになったんですか?
私自身ずっとイラストレーターをしながらも、いつかは絵本を出版したいという思いがあったんです。
そんな中、たまたま岩崎書店さんにお声掛けいただいて、すごくいい編集さんとめぐり会い、たくさんお話し合いを重ねた末に、一冊作れることになりました。
いつかは絵本を描いてみたいというのが将来の夢でもあったので、そのお話がきたときはもう喜んで引き受けます! とお返事させていただきました。
手に取ったときの紙の質感や、ページを広げたときの喜びを感じて
──絵本の内容を簡単に紹介していただけますか。
こんな感じで、うしろ姿のどうぶつが出てきます。
大人ならきっとうしろ姿のどうぶつだと分かると思うんですけど、実は赤ちゃんや小さい子どもには、何かも分からない存在がそこにいるというふうに見えると思うんですね。
そこに「おーい」と呼びかけながら、そのどうぶつがちょっとずつ振り向いてくれるのを楽しむ、赤ちゃん向けの絵本です。
なのでストーリーが進んでいくような内容ではなくて、単純な形式の繰り返しになっています。
5匹のどうぶつが登場するので、お母さんはまずは正解は言わずに、子どもたちに当ててもらいながら読み進めていってみるのがおすすめです。
──どんな人に読んでもらいたいですか?
私はいつもこのチャンネルで絵本を紹介する中で、絵本というのは大人の方にも勧められるということを強く何度もお伝えしてきたんですけど、
こと私が描いたこの絵本に関しては、やっぱり小さい子どもにとにかく読んでもらいたいです!
今はiPadでも絵本が読めたりとか、スマートフォンでも子どもが喜ぶようなゲームがたくさん出てたりとかしているとは思います。
そんな中でも、やっぱりわざわざ紙の絵本をお子さんに与えようと思ってくれる親御さんがたくさんいたら嬉しいっていうのが、私が日頃から強く思っていることです。
ふわっとした手ざわりや光のやわらかな反射が感じられるという、「ハーフエア(コットン)」という紙を使用している。
普通の絵本とは違う紙を使ってたりもするので、手に取ったときの質感や、ページを広げたときの喜びを、まずは買い手である親御さんに感じてもらって、それを子どもに伝えたいって思ってくる人がたくさん出てくることを祈ってます。
軽い気持ちで手にとって、ただただ単純な楽しみ方を
──この絵本にこめた想いを伝えてもらえますか。
私自身絵本が大好きなんですけど、絵本って、一冊一冊がなにか裏をかいた意味とか、実は隠されていた大人に向けたメッセージとかっていうのを、あえて持っていなくてもいいとも思ってるんですね。
見たままのそのものとか、ページを開いたときの一番最初の感想とか、そういうものをとにかく大事にしてほしい。
だからこの絵本も、もしかしてこういうエピソードがあったんじゃないかとか、子どもに伝えたいこういう強い想いが眠ってるんじゃないかっていうふうには思わずに、軽い気持ちで手にとってみてください。
ただただ「赤い色だね」「これはうさぎだね」とかっていう、単純な気持ちで読んでもらって全然構わないと思っています。
その中で、もしかしたらこうなんじゃないかって憶測をそれぞれの人が持ってくれたら、それだけでも十分私は嬉しいです!
ぜひぜひ本屋さんで見かけた際には手にとって、もし気に入ったらぜひぜひ購入して、私に感想も教えてください!
よろしくお願いいたします〜!
「ぜひ一度手にとってもらいたい自信のある一冊です!」
このインタビューの様子はこちらの動画でご覧いただけます!
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